2021/04/03

パワプロ2020 ドヴィダス・ネヴェラウスカス パワナンバー

ドヴィダス・ネヴェラウスカス(Dovydas Neverauskas) #99
ピッツバーグ・パイレーツ (2017 - 2020)-広島東洋カープ(2021 - )

MLB史上初となるリトアニア共和国(欧州の国)出身のメジャーリーガー。
最速160km、制球はアバウトだがハイスピンのカーブに高い質のカッターを交え空振りを奪う。
MLB通算76登板の実績だが近年は結果を残せずリリースとなった。

パワナンバー

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解説
ストレートの被打率が非常に高く2年連続で被打率4割超え。
空振りは取れているので球威がないということはないのですがとにかくストレートが真ん中に集まるために痛打されてしまっています。
昨季は地面に叩きつけるボールも多く制球面は悪化の一途を辿っています。
カッター、パワーカーブの質はピアース・ジョンソンより上ですが精度には天と地ほどの差が。
それでも19年の3A(IL)では52回で73個の三振を奪うなどレベルが落ちればカーブで三振の山を築いています。

球速は年々下降傾向で18年平均156km、20年平均153kmとここ2年で平均球速が3kmも低下。
28歳と老け込む年齢ではないだけにこのパフォーマンスの低下は気がかり。


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2021/04/02

パワプロ2020 栗林良吏(抑え) パワナンバー

栗林良吏 #20
勝幡ドラゴンズ(愛西市立勝幡小)-藤華クラブ(愛西市立佐織中)-愛知黎明高-名城大-トヨタ自動車-広島東洋カープ
愛知県愛西市

実践的なピッチングで試合を作る社会人ナンバーワン右腕。
大学時代は曲がりの大きいスライダーを武器にドラフト指名が有力視されていたが、自ら課した2位以上という順位縛りのため指名漏れ。
入社先のトヨタ自動車で曲がりが大きく見極められるスライダーを封印しカットボール、カーブ、スプリットを主体としたピッチングを作り上げた。
内角に斬り込む縦のカットボールと140km前後のフォークは左打者に有効に機能し浮きながら強度もあるパワーカーブと実践的な球種が揃っている。
投げ続けてきた選手だが故障歴がなくフィールディングも良く、国際大会ではリリーフとして活躍を見せるなど起用の幅も広い。
 
広島に入団した1年目には開幕前に抑えに抜擢。永川コーチから指導を受けフォークをより大きく落ちるフォークに改造。開幕戦は3者凡退のピッチングでプロ入り初登板初セーブを挙げた。
 
パワナンバー
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パワプロ2020 ケビン・シャッケルフォード パワナンバー

 ケビン・ラッセル・シャッケルフォード (Kevin Russell Shackelford) #049
プロビデンス高等学校-マーシャル大学-シンシナティ・レッズ (2017 - 2018)-横浜DeNAベイスターズ (2021 - )

最速155km平均152km、スライダーが光る右のリリーバー。
最大の武器スライダーは最も投じる球種でキレ、コントロール共に最高品質。
ストレートのコントロールはアバウトだがスライダーはゾーンの端低め一杯に的確に制球する。
MLB通算奪三振率10.47と魅力的なピッチングをしていたが18年にトミージョン手術を受け19年、20年は球団に所属せずにリハビリに励んでいた。
2年間全休しており回復の度合いは未知数。育成契約だが状態を確認次第支配下契約に切り替える予定。

「本年度26歳以上となる新入団外国人選手を育成選手から支配下選手へ移行する場合の期限は3月末日までとする」
というNPBのルールがあるが、コロナで新外国人の来日が不可能だったことを受け今季新育成外国人の支配下登録期限が7月まで延長された。
なお、「26歳以上の新入団育成外国人選手」の条件に該当するのは12球団でシャッケルフォードのみである。

パワナンバー

13200 11533 15021





解説
右打者にはスライダーをアウトローに、左打者にはスライダーをインローに集める。
要するに相手打者が右でも左でも同じところに投げ込むことに成功しており再現性の高さが伺えます。




怪我で未知数なスライダーリリーフといえばブロードウェイを思い出しますね。
なんと身長6' 5"=約195.6cmと全くの同値です。
インスタグラムのプロフィール文は「釣り人、ハンター、時々ピッチャー」。
インスタの投稿の7割は釣り


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2021/04/01

パワプロ2020 フェルナンド・ロメロ パワナンバー

フェルナンド・エルネスト・ロメロ・ペラルタ(Fernando Ernesto Romero Peralta) #42
ミネソタ・ツインズ (2018 - 2019)-横浜DeNAベイスターズ (2021 - )

MLBプロスペクトランキング68位にも選ばれたトッププロスペクト右腕。
TJ手術後に大幅に球速が増し18年は先発で平均154km、19年はリリーフで平均156kmの出力を発揮。20年は開幕前にマリファナ所持していたことでドミニカからアメリカに入国できずシーズン未登板に終わってしまった。
先発時はハードシンカー、フォーシーム、スライダー、チェンジアップを投げ分けていたがリリーフ時はほぼハードシンカーとスライダーの2ピッチに。
球種の奥行きに欠け適正はリリーフに見えるが球団は先発候補として期待。MLBでも先発時防御率4.69に対してリリーフ7.07
奪三振率は落ちるが先発時の方がコントロールが良くマイナーでもリリーフより先発の方が成績が良い珍しいタイプ。
先発の方が落ち着いて投げられるのかもしれない。26歳と若く将来性も○

パワナンバー

13100 81542 95593





シンカーは高速チェンジアップです。


解説
コントロールは非常にアバウトながらスライダーは低めに集められておりこの球種は中々の精度を誇ります。
キレも良く決め球として信頼できる球種でしょう。
チェンジアップは平均147kmと速すぎて緩急が付く球種ではない上に精度も悪い。
ただよくある僅かに投げてるだけのなんちゃってサードピッチチェンジアップと比較してもある程度投げられてる上に曲がりも鋭く十分球種に数えていい球種です。

対左F
常日頃から言ってることですがシンキングファストタイプは揃って左打者を苦手にする傾向があり腕を下げたロメロはその典型例です。
対左にもメインで使えるほどスライダーの信頼度は高いですが裏を返せばスライダーぐらいしか投げる球種しかないということ。
チェンジアップを減らす前の18年は左打者にもある程度立ち回れていたので日本でもチェンジアップが重要そう。
そういう意味でもやはり多くの球種を使える先発の方が適しているのかもしれません。不思議ですね~


 
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