2024/08/18

パワプロ2024 田口壮 パワナンバー

田口壮  #99
兵庫県立西宮北高等学校-関西学院大学-オリックス・ブルーウェーブ (1992 - 2001)-セントルイス・カージナルス (2002 - 2007)-フィラデルフィア・フィリーズ (2008)-シカゴ・カブス (2009)-オリックス・バファローズ (2010 - 2011)

2005年MLB成績 .288(396-114) 8本 53点 出塁率.322 11盗塁(11-2) OPS.734

オリックス・ブルーウェーブではイチロー、本西厚博(後に谷佳知)と共に鉄壁の外野陣を結成し外野でゴールデングラブ賞を5度受賞した名手。その強肩や守備力はイチロー以上とも。
元々は遊撃手として入団したが監督の土井正三の厳しい指導によりイップス(スローイング障害)を発症し外野へコンバート。コンバート後も度々内野を守っており1999年には二塁手としての出場が最も多かった。
 
打撃面ではチャンスには滅法強いものの良くも悪くも安定感がありNPBでの通算打率.276 8本塁打ぐらいの成績を毎年残していたが、MLBに挑戦するとここでも安定感を発揮。MLB通算打率.279はNPB時代よりも上という珍しい成績になった。
 
MLBではチームの穴を埋める最強のスーパーサブとして活躍。
前述のように成績は下るどころかむしろ日本時代より良くなり、勝負強いバッティングで数字以上の貢献度を見せた。2006年には日本人として初めてのワールドシリーズ制覇を経験している。
 
パワナンバー
11900 80159 18081
 
 
 
決勝打、チャンスA、満塁男
得点圏打率.407

満塁での強さが際立つクラッチヒッター、2006年には決勝打でチームをワールドシリーズに導いた。
 

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2024/08/17

パワプロ2024 フェリックス・ミヤーン パワナンバー

フェリックス・ベルナルド・ミヤーン・マルティネス(Félix Bernardo Millán Martínez)  #16
ユブコア高等学校-アトランタ・ブレーブス (1966 - 1972)-ニューヨーク・メッツ (1973 - 1977)-横浜大洋ホエールズ (1978 - 1980)

1979年成績 .346(364-126) 6本 41点 2盗塁(2-2) OPS.861 20三振

元々はメジャーでゴールドグラブをニ度獲得し、MLB通算1617安打を記録した大物外国人だったが、故障と35歳という高齢によりパフォーマンスが落ちているところを大洋ホエールズが獲得。初年度から活躍できなければメッツがトレードマネーを返金するという破格の契約だったらしい。

79年にはケガで98試合の出場に留まったものの打率.346をマークし首位打者を獲得。
36歳での首位打者獲得は2015年現在も破られていない日本プロ野球最高齢記録である。
 
何故か音声データがパワプロに収録され続けている。
 
パワナンバー
11500 00138 79984
 


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パワプロ2024 ユリエスキ・グリエル パワナンバー

ユリエスキ・グリエル・カスティーヨ(Yulieski Gourriel Castillo) #10
エイドリノサラバリア高等学校-カジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス(2001-2013)-レオネス・インダストリアレス(2013-2016)-横浜DeNAベイスターズ(2014年)-ハイチへ亡命-ヒューストン・アストロズ (2016 - 2022)-マイアミ・マーリンズ (2023)
 
2014年成績 .305(239-46) 11本 30点 出塁率.349 3盗塁(3-0) OPS.884

類まれな野球センスと規格外の身体能力を誇るキューバのスーパースター。
守備には時折雑な面が見られるが、それを補って余りある打撃力とスピードを誇るキューバの至宝
キューバ選手の国外移籍が解禁され、2014年に横浜DeNAベイスターズに入団し活躍。翌年には弟ルルデスと共に5億円と見られる大型契約を結ぶが怪我の治療を理由に開幕後も一向に来日せず、キューバ政府からも明確な返答がなかったので契約解除が発表された。
 
2016年のカリビアンシリーズ後に弟ルルデスと共にハイチへ亡命。
MLBでは一塁手として活躍し2019年には31本塁打をマーク、2021年には首位打者を獲得した。
 
パワナンバー
11600 60178 76371
 

チャンスF
得点圏打率.268 0本 OPS.640
無走者打率.340 10本

特筆すべきは本塁打0本で、ランナー一塁においても1本塁打しか打っていないなど走者が溜まれば貯まるほど打率と長打が減っていた。
満塁においては7打数0安打。

なお、MLB時代のグリエルはクラッチヒッターとして活躍していた。

併殺
この年の併殺はたった4本だが通算では俊足の割に併殺が多く、ランナーが貯まると役立たずになる感を強調する意味でも搭載している。
余談だがこの年のグリエルはほぼ3番に固定されており、2番の山崎憲晴、桑原将志などがバントしまくるためそもそも併殺機会自体が少なかった。

対左C
対右.296 OPS.866
対左.325 OPS.922

守備
ワールドクラスの強肩を備えるも動作が緩慢で守備範囲が狭くミスも多かった。
二塁手としては堅実も範囲が狭く、三塁手としては動ける方だがエラーが多く2014年の守備率は.907をマークとポジションに困る選手だった。

MLBでは一塁手として起用され2021年にはゴールドグラブ賞を受賞している。

チームプレー×
これはバントをしなくなるという意味ではなくチームプレー×という意味です



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2024/08/16

パワプロ2024 田澤純一 パワナンバー

田澤純一 #36
横浜商科大学高等学校-新日本石油ENEOS-ボストン・レッドソックス (2009 - )-マイアミ・マーリンズ (2017 - 2018)-ロサンゼルス・エンゼルス (2018)-埼玉武蔵ヒートベアーズ (2020)-味全ドラゴンズ (2021)-ドゥランゴ・ジェネラルズ (2022)-ENEOS
2008年 アマチュアFA
 
2013年成績 71試合 68.1回 5勝 4敗 25H 防御率3.16 72奪三振

ボストン・レッドソックスで活躍する日本人リリーバー。
日本のドラフトを経由せずメジャー挑戦を表明したことで、図らずともドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は一定期間(大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間)はNPB球団と契約できないという田澤ルールを産んでしまった。
2013年はクローザーに定着した上原浩治と共にリリーフとして活躍し、ポストシーズンでも好投を見せレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した。
なお田澤はこれでNPBを経ずにMLB入りしてワールドシリーズに出場する初の日本人選手となった。
 
パワナンバー
11200 30158 22308
 
 
対ピンチA
得点圏被打率.143 被OPS.388
無走者 .315 被OPS.897

フォーシーム
投球の7割近くがストレートという日本人には珍しいストレートゴリ押しタイプ。
高めで空振りを奪うというよりは低めでゴロを打たせるのがメインで被打率自体は.281と低くはないが、三振の半分以上はこのストレートによるものであり、空振り率は10.9%で大谷より上なのと何よりこの使用率を鑑みてノビをBに

球速安定
平均150km
非常に速い

スプリット
FangraphsではForkball扱いですが平均141kmと球速が速く、空振りを取るというよりはゴロを打たせる意味合いが強い典型的なスプリット・フィンガード・ファストボール。

 

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