2018/02/18

2018ペナントレース順位予想 セ・パ 完成版



順位予想の答え合わせで来年もやりますと書いてたので今年中にやります。



※2017年のことを「昨季」とか書いてますが気にしないでください

※これから行われるであろう外国人補強、補償選手については一切考慮していません

※↑あとで書いたパ・リーグ編は考慮してあります





セ・リーグ

1位 横浜DeNAベイスターズ
2位 広島東洋カープ
3位 読売ジャイアンツ
4位 阪神タイガース
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 中日ドラゴンズ




1位 横浜DeNAベイスターズ



不安定な上位打線に神里獲得のファインプレー


ロペス、筒香、宮崎のクリーンナップの火力は非常に高く、NBPトップクラスの攻撃力を誇るが問題はその前、1~2番のムラの多さが昨季は目立った。
全試合で1番を努めた桑原は調子の波が激しく、不調時はまるで出塁できず、盗塁成功率も低く足でプレッシャーをかけられない。主に2番を努めた梶谷、柴田はアベレージが上位打線に置くには物足りない。
そこで足が使えて打力もある神里をドラフト2位で獲得したのは会心の一手だった。神里ならばタイプ的に1番でも2番でも任せられる上に走力で得点力を向上させ、横浜スタジアムなら長打の増加も見込める。これ以上ない素晴らしい指名。

反面使い所が難しいのが東。トップクラスドラフト1位の評だが、個人的にはあんまり評価してないので、先発で通用すればいいが、そうでなかった場合リリーフで上手く回れるかどうか。
齋藤俊介、寺田と共にこの中から1人でも勝ちパターンに入ってくれれば願った通りでしょう。

FAでは大和を獲得。ディフェンス面は素晴らしいものを持つが打力、耐久性に不安があるため出来るならバックアップをメーンに起用したい。

そこで白崎浩之さんを二塁、柴田竜拓さんを遊撃に置いてみるとあら不思議!

12球団最強の二遊間が出来上がったではありませんか!


坂本も菊池もまあそこそこ良い選手ですが、白崎と柴田には遠く及びません。この2人を二遊間あるいは内野に揃えることが出来れば侍JAPANを遥かに凌駕する内野陣が完成するでしょう。

やったね!


注目選手、神里、熊原



オマケ
二遊間KP上位ランキング

1位 白崎浩之さん 10KP
2位 柴田竜拓さん 9.5KP
3位 安達了一 8KP
4位 西野真弘 6KP
5位 坂本勇人 1KP
6位 前田大和 1KP
7位 菊池涼介 0.5KP

用語説明
KP(仮面ポイントの略、従来守備を評価する際に用いられてきたUZRは年度によるブレ幅が大きく、相対評価であるために個人の確かな評価ができない、また打球の評価は観測員に委ねられるという多大な欠点が存在していた。にも関わらず数字がなんかパワプロのステータスみたいで分かりやすいからそれを鵜呑みにしてあーだこーだ言い出すアレを産んでしまうという業の深い指標だった。それらの欠点を完全に解決するために生み出されたのがKPという新指標。従来のUZRの欠陥を完全に解決すべく、ポイントは相対評価ではなく純粋な加点式であり、またその算出方法はKP=(守備範囲 + 顔の好み×3 +シコリティ×5) という単純明快かつ実に論理的な計算式によって導かれる。
次世代の守備評価指標として最も注目されている新指標だ)





2位 広島東洋カープ



投打に絶対的戦力も補強に舐めプ多し


オフェンス面では文句なしの最強打線。2016年沢村賞のジョンソンがケガと不調で離脱してもぶっちぎりで優勝を果たした、まさに球団史上有数の黄金期だ。
この打撃陣にケチのつけようなどあるはずがないが、強いて言うなら新井、エルドレッドのら中位打線の高齢化が気掛かりだがまあそんなことで揺るぐような打線ではない。

投手は前述のジョンソンが離脱するも野村、大瀬良、岡田、薮田、九里の日本人5本柱が全員100イニング超え、5人総計で680回とよく投げた。主力の層に関しては言うことがない。
それだけに気がかりなのが今年のドラフトでは即戦力と呼べるような選手を1人も取らなかったこと。
これは近年のソフトバンクホークスや再建期のチームがよく取る手法だが、そんなに余裕を持てるほどの戦力なのか? と思う。確実に3連覇を狙うなら大社卒の即戦力を取るべきだったように思う。外国人も主戦級の選手は取らずにバックアップ中心と補強に油断が見えるように感じる。

と言っても広島は育成でここまでの黄金期を作り上げてきたチーム。編成方針が一貫しているのは素晴らしいし、外国人も高級な選手を取りに行くのではなく目利きで好選手を集めバディスタなどのカープアカデミー勢からの突き上げも入る体制が上手く機能している以上言うことはない。今季も優勝間違いなしでしょう。


注目選手 ジョンソン






3位 読売ジャイアンツ



去年は”出来なさすぎ” 本来はもっと出来る


2015ヤクルトや2016日ハムのことを「出来過ぎ」と表現するのなら、2017巨人は明らかに「出来なさ過ぎ」の1年だった。
賭博問題に加え暴力選手の山口事件、 澤村の針治療、球団史上ワースト記録を更新する13連敗などマイナス要素があまりにも多かった(大体身から出た錆だが)
村田放出は個人的には好印象。これは育成云々ではなく本気で勝ちに行くなら村田レベルの3Bに頼っているようではダメ。
今年固定出来なかった4番候補として昨季本塁打王のゲレーロを獲得したがこれはちょっとパンチが弱い。
今の巨人に必要なのは1年を通して稼働できる4番打者。そういう視点で見るとゲレーロは(インコースが苦手なのに避けないから)死球が多く怪我のリスクがあり、弱点も明確で打球方向も典型的なプルヒッターなのでシフトを締めれば三遊間の安打を減らすのは容易い。「4番打者」としてはあまり賢い補強とは言い難い。
しかしそうは言っても主戦外国人4人を全員NPB経験者で固められているのは大きなアドバンテージ。
マギーも予想に反してよく打ったが年齢35歳と打者としてはグレーゾーン。マシソンはNPBトップレベルに頑丈な投手だがそろそろ怖いか、カミネロはいくらなんでもストレートが打たれ過ぎと不安点がないわけではないがハイレベルな外国人が揃っていることには違いない。
スターターでは188回14勝のマイコラスが抜けたがその分空いた枠にゲレーロが入れられるので単純なマイナスというわけではない。野上とアレが埋めれば十分。
そんなことより巨人の強みは菅野と田口。菅野とこいつだけで25勝は計算できるのは他球団にはない絶対的な強みだ。

それだけに気掛かりなのは野手偏重ドラフト。1位の鍬原はどちらかと言えばリリーフタイプだがまあこれはいい。出来ればもう1人先発型投手を指名して欲しかった。

昨年マギーが努めた2Bは田中弟と吉川尚がなんとかするでしょう。


注目選手 田中弟 吉川尚輝 山口俊












4位 阪神タイガース
https://gyazo.com/e94be2d8f55be939df816ba62ff3079a


外国人補強完璧も外野の高齢化。大和FAで守備力ダウン


「超変革」による若虎の台頭、圧倒的な救援陣、FA糸井によるクリーンナップの強化によりBクラスに沈んだ昨季から一転、王者広島の下につける2位に浮上した。新たに3年契約を結んだ金本監督の手腕を疑う余地はないだろう。
前年の外国人野手はキャンベルオンリーというあまりにもヒドい編成の反省を活かし、今季は万難を排して実績、実力ともにケチのつけようがない高級外国人のロザリオを獲得。
マテオ、ドリスのバックアップとしてモレノ。メッセンジャー日本人扱いに向けて育成の意味合いが強い呂彦青獲得と即戦力・保険・育成の三拍子揃った外国人補強はパーフェクトと言っていい。

しかしチームキャプテン兼4番打者の福留は40歳。これ以上を望むのは流石に厳しい年齢。同じくクリーンナップを担う糸井嘉男は36歳と外野&クリーンナップの高齢化が著しい。
特に広い甲子園で外野の高齢化は厳しいものがあり、内野だけではなく外野守備のレベルダウンという意味でも大和移籍は痛い。
高山はこのレベルで躓くような選手ではないが守備力で勝負できる選手でもない。そういう面でもドラフト4位で守備範囲の広いセンタータイプの島田を獲得できたのは好材料。打撃はともかくあの足があれば一軍定着は難しくないだろう。

投手陣はメッセンジャーの離脱でイニングイーター不在の煽りを受け、60試合以上登板の投手5人というプロ野球史上初記録を作り上げてしまった。
救援陣の負担を減らすためにも長い回を投げられるスターターがメッセンジャー以外にもう1枚欲しい。岩貞の復調、小野の本格化は言うまでもないが、やはりここは藤浪に期待せざるをえないだろう。大谷亡き今NPBで唯一の日本人100マイル投手がこんなところで減俸を食らってる場合ではない。

藤浪が本来の姿を取り戻し、ルーキー島田が上位打線で躍動できれば鯉の背中も見えてくる。


注目選手 島田 北条




5位 東京ヤクルトスワローズ



予想するだけ無駄


この球団については何を言ってもムダなので何も言いたくないというのが本音。館山と由規がローテーションで回って畠山と川端が打線を牽引すれば優勝も狙える。こんなことを2年も3年もファンに言わせ続ける球団編成はハッキリ言って異常だ。
ビジョンの見えなさはドラフトにも出ており、指名した9人の内3~4人がケガの前歴持ちという攻めたドラフトを最下位のウェーバー順で展開する必要があったのだろうか。特に実質1位指名となる2位大下の活躍如何ではスカウトの進退問題にもなりかねない。

ここまでボロクソに書いたが16年寺島、17年村上とサイズのデカい高校生を立て続けに1位指名しているのは好印象。4位塩見、6位宮本のクセの強さも面白い。
外国人では制球力抜群のハフ、低速スプリットを強みにするカラシティ、NPBでの実績があるジョーダン(アルメンゴ)を補強しバレンティンとブキャナンを残留にこぎつけるなど外国人補強ではビックリするほどスマートな整備をしている。

これら新戦力とリハビリ組がガッチリ噛み合えば面白くなりそうだが、それも結局のところ不確定要素が多すぎて予想するだけムダなのだ。

注目選手 ハフ、宮本丈





6位 中日ドラゴンズ



粒揃いもフロントに優勝する気なし


打では大島、平田、京田、福田、亀澤
投では小笠原、又吉、大野、柳、吉見、鈴木、笠原、祖父江、三ツ間、福谷

と役者はいるのだが……、昨季本塁打王のゲレーロとチーム投球回2位のバルデス、実績のあるジョーダンを放出。しかもゲレーロとジョーダンは同リーグのチームに引っこ抜かれた形になる。
代役の外国人が素材型のモーヤ、まとまったタイプのアルモンテ、球威不足が否めないオネルキ・ガルシアと安上がり志向の補強が目立つ(執筆時点12/22で獲得すると言われているもう一人の大物外国人投手はまだ判明しておりません)

※追記 ジーでした。可もなく不可もなくですね

ビシエド、ゲレーロを連れてきたインパクトのある補強と比べると長距離砲を確保する意思が全く感じられないのが残念。優勝する気がないのは結構だがここまで露骨だと選手のモチベーションにもかかわってくる。

FAで日ハム大野を獲得したのも個人的には全く意図が理解できない。前述の安く押さえた外国人、高校生中心の育成ドラフトを展開して長期的にチームを再建しようとする意図は分かるのだが、だったら29番目以降に目の良い若手を取られる可能性があるFA補強はチーム方針と一致しないのではないだろうか(特に絶対に守らないといけない荒木、岩瀬がまだ現役である内は)同一リーグから捕手を引き抜けるのならともかく、パからわざわざ大野を獲得するのは費用対効果が悪すぎる。

岐阜出身の大野獲得、デニー、森と縁のある松坂大輔のテストなど全体的に縁故採用の気が目立つのも面白くない。

投打の主力外国人がこぞって抜ける厳しいオフになった。来季の展望はアルモンテの打棒に託されたと言っても過言ではない。


注目選手 アルモンテ(活躍しないとBクラスは必至)、モーヤ(迫力満点のパワー!)、山本拓実、石垣雅海















パ・リーグ編は気が向いたら書きます












気が向いたので書きました






パ・リーグ

1位 福岡ソフトバンクホークス
2位 楽天ゴールデンイーグルス
3位 オリックス・バファローズ
4位 日本ハムファイターズ
5位 埼玉西武ライオンズ
6位 千葉ロッテマリーンズ




1位 福岡ソフトバンクホークス


圧倒的な層の厚さも野手陣は一枚岩ではない。


皆さんご存知最強球団。とりあえず一番上はここで埋めとけば間違いはないです。
他の追随を許さない絶対的な投手陣。外国人補強もバックアップにグラシアルを用意する潤沢っぷり。他の球団がペゲロだバリオスだコラレスだでバックアップを取ってるのにこのチートっぷりは反則。
しかし穴がないわけでもなく、打線の主軸を担う右打者の内川は35歳、松田は34歳と陰りが見えてくる年齢。1Bと3Bの打撃型ポジションを埋められる後釜が育っているというわけでもないので、ここにガタがくると打線に綻びが見える。
そして何よりも最大の不安要素は捕手。
前年はベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞した甲斐が正捕手を担ったが通算118試合出場と正捕手を万全に任せるにはまだ若すぎる。
だのにオフには鶴岡と斐紹を放出。栗原、谷川原、九鬼とポテンシャルの高い捕手を多く抱えてはいるが年齢的に働き盛りの捕手は甲斐と張本しかいない。
甲斐を中心に1年間回せればいいのだが、いくらなんでもこの陣容は不安が大きい。甲斐が離脱するようなことがあれば攻守でのパワーダウンは避けられないだろう。


投手陣は完璧なので特に言うことはありません。


注目選手 田中正義





2位 楽天ゴールデンイーグルス


セカンド銀次で猛牛打線完成。ルーキーも打撃自慢が集う。

前年2位予想してたんですが無事3位でした。今年こそは2位ないし優勝してくれるでしょう。
アマダー、ウィーラー、ペゲーロ、オコエ、オコエの打線と則本、岸が牽引する投手陣は攻守で特色的。
今季のドラフトでは耀飛、岩見、山崎と攻撃的な野手を多く獲得しており、攻撃力の上積みが狙える。
内外野ともにレギュラーは高い水準の選手が揃っており、5本目の先発の柱が擁立できれば優勝も狙っていける。
前年とはうって変わって即戦力リリーフを重視しなかったドラフト方針が吉と出るか凶と出るか。


注目選手 近藤、岩見、オコエ・ディクソン




3位 オリックス・バファローズ



補強100点も監督が無能

守護神の平野が抜けたがFAで増井を獲得し穴を最小限に。ドラフトでは田嶋、K-鈴木の両輪に加えて内野を底上げできる福田周平を獲得。
外国人は流出を防ぎ、アルバースも獲得しバランスの良い編成。盤外では日本復帰がありえた場合のイチロー獲得一番手と補強で取れる手は全部打った。強いて言えばヘルメンクラスのリリーフがもう1枚欲しいぐらい。
ただこれだけ打てる手を全て尽くしても監督がNPBで屈指の低能力なので優勝は難しい。
吉田正尚さんの30本超えに期待しましょう。


注目選手 田嶋、K-鈴木、田口壮






4位 日本ハムファイターズ


アルシアがハマれば清宮育たずとも打線問題ナシ

大谷がメジャー挑戦、リリーフエースのマーティンがMLB復帰、守護神増井が同一リーグへFA、正捕手大野もFA移籍とデフェンスの要がゴソっと抜けた。
しかしそこは日ハムフロント、大砲アルシアを獲得しFAでは鶴岡を出戻りで獲得。チームの看板大谷を失った穴は7球団競合クジを当てるというパワープレイで清宮を獲得しカバーした。
投手陣はカバーできてるとは言い難いが、野手陣は清宮を筆頭にイキのいい若手が揃っており打撃面は問題ない。
来年以降に投手偏重ドラフトで投手陣を強化できればAクラス復帰は近いはず。


注目選手 アルシア、井口






5位 西武ライオンズ


外国人当てれば優勝争いける。

去年の順位予想では最下位予想しておいて源田、浅村の二遊間でシーズンを戦えればAクラスは射程圏内。とか言ってたのですが名将辻が上手くやってくれました。

話を戻して前年楽天を猛追して2位も、欲を言えば優勝したかった。牧田、野上が抜けた今季は再び戦力を用意する年になると予想。
牧田、野上の抜けた穴はカスティーヨ、ワグナーら新外国人投手に期待したいが、カスティーヨは先発では最高クラスのスピードを持つもののKBOで防御率6.43。ワグナーは故障からどれだけ球速が戻ってるかが不透明と不安要素が多く、予備の外国人も投手の郭俊麟しかおらず、カスティーヨ、ワグナーともに当たりでメヒア含めた外国人4人が十分な働きをすることが大前提となる厳しい編成。
スピード、パワーを兼ね備えたスペシャルな打線を持ってるだけに、新外国人がどれだけ投手陣を支えるかがチームのカギを握る。


注目選手 齊藤大将





6位 千葉ロッテマリーンズ



新監督で再建態勢も編成が雑すぎて長距離砲不在

前年は球団史上ワーストとなるシーズン87敗を喫し最下位。
新監督に初めてのMLB経験者の日本人監督となる井口資仁を擁して迎える2018シーズンだが実情はあまりにも厳しい。
新外国人にサードを守れるドミンゲスを獲得したが鈴木大地を3Bに回す都合上、本職でない1B、指名打者での起用となり、チームトップの本塁打、OPSを記録したペーニャを放出し代わりにペゲロを獲得した結果、打線はドミンゲス以外の長距離砲不在という編成の意図が全く理解できない非常に厳しい状況に。
投手陣は十分なレベルの選手が揃ってるが核が不在の打線ではどうにもならない。
新監督1年目ということで今年1年は優勝を捨てて育成に費やすのは理解できるがここまで雑な編成を見せられると来年以降の補強も心配になってくる。
おそらく行われるであろう外国人野手の途中獲得がハマればチャンスはないこともないが…。。







というわけで書きました。
偉そうに書いておいてなんですが順位なんてどうなるか全く分かりませんからね。
ただまあ、分かってることを言うだけなら誰にでもできるので、分からないことだからこそ断言していくのが大事なのではないかと思います。


ちなみに前年の順位予想はコレでした

今年も恵方巻きだチョコだなんだをやろうと思いましたが、時期的に機を逸した感は否めないので来年はそこらへんの季節までには順位予想書くようにしたいですね。

おわり