2021/12/29

パワプロ2020 A.J.コール パワナンバー

アンドリュー・ジョーダン・コール(Andrew Jordan Cole)
オビエド高等学校-ワシントン・ナショナルズ (2015 - 2018)-ニューヨーク・ヤンキース (2018)-クリーブランド・インディアンス (2019)-トロント・ブルージェイズ (2020 - 2021)-東京ヤクルトスワローズ (2022 - )

2021年3Ae成績 10試合 10回 1勝 0敗 防御率0.00 奪三振12
2021年MLB成績 8試合 8回 0勝 0敗 防御率1.13 奪三振7

今季は故障で登板数が少なかったがMLB109登板の実績を持ち全てのスペックが実戦的なMLBクラスのリリーフ。
平均150kmのフォーシームとスライダーを中心に豊富な球種を織り交ぜる。
制球の安定感も高く外国人選手にありがちな不安要素が少ない。
リリーフとしては申し分ない上玉の選手だが、ヤクルトでは先発起用が明言されておりリリーフ→先発の変化に対応できるかが問われる。
 
パワナンバー
13400 12224 94544
 


ストレート
平均150km、空振り率が高くスタッツ良好も使用率が4割弱というのはそういうこと。
空振り率の割に全く三振が取れておらず本人もこの球種を信頼してないことがよく分かる。

ボールが見やすくなるアーム式のため被打率、被本率共に高く狙うならこの球。
逆に言うと追い込まれると豊富な変化球が来るのでコールを捉えるのは困難になる。

日本はMLBほど速球に強くなくこの球種が弱点でなくなるれば大幅な上積みが期待できる。
ただ平均150kmはリリーフ時のものなので先発起用されると球速は146km前後か。
そうなるとプラス条件とマイナス条件が相殺しあって結局MLBと同じぐらいのスタッツになりそう。

リリーフ起用前提ならノビC~にします。

スライダー
曲がり幅はそんなにないが手元でキュッと曲がるコンパクトスライダー。
最も信頼の置ける球種でこのスライダーでバンバン三振を取っていく。
変化幅がコンパクトなので左打者にも使えるのが特徴。

カッター
2020年から使用。これまで左打者には為す術もなかったがこの球種を覚えたことで左打者のインコースを攻めていけるようになり対左成績が良化した。
右打者のインコースを攻めるほどの練度はないがとりあえずこの球種があれば左打者が有力なNPBでも左にケチョンケチョンにされる心配はない。
先発で稼働する上でも重要な球種。

カーブ
変化量は平凡だが手元でキュッと曲がるコンパクトカーブ。
ぶっちゃけスライダーと役割は同じ様な気もするが横コンパクトに曲がるスライダーに対して縦変化の成分が強くこの投手の貴重な縦変化球種になっている。
最近はあまり使っていない。

チェンジアップ
よくある右の対左用なんちゃってチェンジアップ
基本的に数%の使用割合に留めるドッキリ札

先発適正
う~ん
 
 

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パワプロ2020 ホセ・マルモレホス パワナンバー

ホセ・ラモン・マルモレホス・ディアス(José Ramon Marmolejos Díaz) #12
サウスブロワード高校(英語版)-シアトル・マリナーズ (2020 - 2021)-東北楽天ゴールデンイーグルス (2022 - )

2021年3Aw成績 .338(353-99) 26本 75点 出塁率.439 OPS1.111 69三振
2021年MLB成績 .160(122-17) 4本 12点 出塁率.311 OPS.574 39三振

元々は巧打型も年々長打力が増してきた4Aスラッガー。今年は3Awで.338 26本の成績でMVPを受賞。MLBでは相変わらず活躍できなかった。
守備位置は外野両翼と一塁。破綻なくいずれも無難に守れる。
 
 
パワナンバー
13100 12214 88952
 



三振
珍しく付けていません。大砲寄りの外国人選手の中では三振は少ない方です。


打球に角度をつけるゴルファー型で3Awでは26本も環境を味方につけた感があり地のパワーはそれほど高くはないという印象を受けました。


 
 

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2021/12/27

パワプロ2020 コディ・ポンセ パワナンバー

コディ・ジョー・ポンセ(Cody Joe Ponce)
ダミエン高等学校-カリフォルニア・ポリテクニック州立大学ポモナ校-ピッツバーグ・パイレーツ (2020 - 2021)-北海道日本ハムファイターズ (2022 - )
2015年 MLBドラフト2巡目
 
2021年3Ae成績 15試合 57.1回 1勝 4敗 防御率4.71 奪三振59
2021年MLB成績 15試合 38.1回 0勝 6敗 防御率7.04 奪三振36
 
198cmのメガタワー右腕。破綻していないコントロールにカット、スライダー、カーブ、チェンジアップの全ての球種が空振り率10%超えという優等生っぷり。
こんなに良い数字が並んでいるがメジャーでも3Aでもパッとしなかった。投げてる球は誰がどう見たって良いのに抑えられない。
所謂追い込むまではエースタイプで追い込んでからの決め手に欠けるのが原因に1つに挙げられる。
また平均149kmも最速154kmはお世辞にも早くなくMLBでは力不足が響いたか。
多彩な球種を持ちながらも主力球種は右打者向けに偏っており、左打者への有効球にも乏しい。

こう書くとMLBで通用しなかったのもやむ無しに思えてくるが、投げてる球は誰がどう見たって良く後は抑えるだけの投手だ。
 
パワナンバー
13800 92214 54389
 




能力と球の割に打たれてしまうタイプの投手なので基礎能力を高くして特殊能力を寂しくしています。
付けたい能力もありませんしね。
 
カットボール
割とクオリティが高い
 
カーブ
平均128kmの普通のカーブ。三振も取れる主力球種。
 
スライダー
縦変化で打たせる横のカットボールに対して三振を取りに行く球種。
 
チェンジアップ
数少ない対左ウエポン。落ちも良く質は割と良いように見えるが被弾率が高く甘く入る傾向にある。

ストレート
ムービングボーラーが多い米国では珍しい日本式に近いフォーシームタイプ。
MLBでは通用しなかったが十分なクオリティはある。
 


性格派

外国人選手の性格派!?
私は妄想で人の性格を勝手に捏造することができます。その特技を活かして本日はポンセという人間に迫りたいと思います。

まず追い込むまではエースも決め球が無い。コントロールは悪くないが真ん中に集まる。
こういう選手はどの球団にも1人は居るのではないでしょうか。所謂ブルペンエースとか高崎健太郎とか呼ばれるやつですね。
その選手を想像してみれば早いです。そうです。このポンセ、メンタルが弱いです(妄想)

しかし一口に「メンタルが弱い」と言っても色々なタイプがあります。そのメンタルの弱さの方向を推理していきましょう。


ポンセの特徴、それは球種が多彩なことです。
では何故球種が多彩なのか? それは自分に自信がからです。
自信があれば球種を増やす必要なんてありません。才能はあるのに自信がないから球種だけ増やして器用貧乏になってる1.6軍レベルの投手がどの球団にも1~3人は居ます(ベイスターズでは京山、国吉、北方など)
佐々木朗希なんて先発投手なのに2つしか変化球持ってません。自信がある人間というのはそういうものです。

活躍してるから自信があるのか自信があるから活躍してるのか(鶏が先か卵が先か)はともかくポンセは自分に自信を持っていません(妄想)
これが素晴らしい球を持ちながら成績がついてこない理由の1つです。

気の弱さは変化球の使い方にも表れています。カーブ、スライダーは低めのボールゾーンによく集めています。
それ自体は良いことに思えますが、実際は追い込んでからはそこしか投げる球がないケースが目立ちます。
バッターが振ってくれればいいですが、ゾーン内で勝負できる球がないことが分かれば後は真ん中に甘く入ってくる球を待つだけの作業になってしまいます。
どの球団にも1~3人はせっかく追い込んだのに及び腰の変化球ばかり投げてカウントを悪くする投手が居ると思います。

具体例
    またスライダーを投げた!
    何故ストレートを使わない!
    何故そんなに変化球ばかりに頼るのか那須野ォ!
    ベイスターズの一塁側、ライトスタンドのファンは、怒っています!



また198cmという高身長も気弱さを裏付けています。
身長の低い人は気が強い身長が高い人は気が弱いというステレオイメージがありますが、野球界においてはその印象は一層強化されます。
基本的に野球界において背が高い選手は気が弱く、背が低い選手は気が強いです。

その理由は何故か? 答えはシンプルで、背が高い選手はみんなからスポーツを勧められてなんとなく野球をやりプロまで進むが
背が低い選手は相当な覚悟と気の強さがないとプロになれないからです。
プロに入る段階で足切りされた結果なのですね。
ポンセはMLB基準でも背が高く、気が弱い確率が高いです。


出身地も見ましょう。ポンセ選手の国籍はアメリカで出身はカリフォルニア州ポモナ。
ポモナというのはカリフォルニアロサンゼルス郡で5番目に人口が多い準都市です。日本で例えるなら埼玉県、滋賀県で例えるなら近江八幡。中日で言うところの阿部寿樹です。
まあそういうところなんだなということが分かっていただければ十分です。
高校はダミアン高校、マーク・マグワイアも排出したスポーツの有力校です。ラ・バーンという場所にある高校で、ポモナからは徒歩1時間ぐらいで着きます。
はい、隣町ですね。車で8分です。
大学はカリフォルニア・ポリテクニック州立大学ポモナ校。思いっきりポモナって書いてありますけどね。広大な土地を活用した大学でポモナ市街から車で8分です。

このようにポンセ選手はポモナ……要するに東京神奈川に対する埼玉県のような「都会過ぎず、田舎でもない」ちょうどいい環境(悪く言えばヌルい)で育っており、またその土地から大学を卒業するまで出たことがありません。
ギラギラした学生が東京の大学を目指す傍で地元埼玉県の大学に進学する198cmの長身選手……。全てにおいて気の弱い要素が集まっています。

球種が多彩
決め球がない
ボールゾーンをよく使う
198cm
ポモナ生まれポモナ育ち。

以上の点を以てポンセ選手はポテンシャルは高いものの気の弱さで台無しにしているタイプの投手であることが推理できました。
では気が弱いから活躍できないのかというとそんなことはなく、メンタルの弱さで燻っていたもののトレードや自由契約で環境が変わったことでポテンシャルを発揮し活躍した選手は枚挙に暇がありません。
旅の恥はかき捨てと言いますし、ポンセも環境が変われば心機一転できる見込みは高いです。

でもメンタルが課題タイプって環境の変化で活躍しても超一流にはなれなかったりします。つまり、ポンセの期待値もそんな感じです。
最速、平均球速ともに類似しておりタイプ的にはマイコラスなのですが、マイコラスとは気の強さで雲泥の差があります。
気が弱くてコントロールを2~3段階落としたマイコラスとするとなんとなく期待値も見えてくるのではないでしょうか。

全て妄想です



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2021/12/21

パワプロ2020 アーロン・ウィルカーソン パワナンバー

アーロン・ウィルカーソン #52
カンバーランド大学-フォートワース・キャッツ (2013)-フローレンス・ヨールズ (2013)-グランドプレーリー・エアーホッグス(英語版) (2013 - 2014)-ミルウォーキー・ブルワーズ (2017 - 2019)-楽天モンキーズ (2021)-阪神タイガース (2022 - )
 
2021年3Aw成績 23試合 112回 8勝 5敗 防御率3.86 奪三振125
 
昨今では珍しい低速派右腕。スライダー、カーブ、チェンジアップをバランス良く投げ分けいずれの球種も安定したクオリティを誇る。
しかし三振を奪う役割を担うのは140km前後のストレートという変わり種。メジャーの打者相手でも90マイルで空振りが取れる。
コントロールも良く右打者相手には外角を広く使って攻められるが左打者には投げる球が減って苦しくなる傾向。

MLBでは球威不足が目立ち通用しなかったが3Aでは安定した成績を残しており今季も魔境3Awで防御率3.86を記録した。
マイナーレベルでは奪三振率10.0と三振も取れており球威不足に悩まされずに済むNPBなら通用する公算は高いか。
 
パワナンバー
13500 22273 33431



どちらかというと先発型ですがリリーフなら平均144kmは出るので球威で押すことも可能でしょう。
 

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