智辯学園和歌山高等学校-阪神タイガース (1998 - 2005)-東北楽天ゴールデンイーグルス (2006 - 2011)-読売ジャイアンツ (2012)
1997年 ドラフト1位
2009年成績 .200 3本 14点 OPS.581
強肩強打の捕手として鳴り物入りで阪神にドラフト１位で入団。
将来を期待された捕手だったが、2年目に同僚が投げた携帯電話が左目に直撃、失明は免れたが視力が大幅に低下。懸命なリハビリで実戦復帰を果たしたが阪神での8年間で1軍出場は2002年の17試合のみに留まった。
トレードで楽天に移籍してからも故障に苦しんだが、2009年はプロ初HRを放つと出場機会を増やし、後半戦には嶋から正捕手を奪取。課題の打撃もバスター打法を試みることで成果を上げ楽天初の2位、CS出場に貢献した。
通算打率.162と打撃に大きな課題を抱える捕手だったが、野村克也監督に認められるリードと1年間しか在籍しなかった巨人で原監督に「中谷という野球人は非常に印象深い。彼がスコアブックに残らない面で残していったものを我々は受け継いでいかねばならない」と賛辞を受けるなど、数字には残らない貢献が大きい選手だった。
現在は母校智弁和歌山の監督に就任。遊撃手から捕手に転向したロッテ東妻の弟でもあるプロ注目捕手、東妻純平を柱に据え夏に挑む。
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