2021/10/09

パワプロ2020 佐藤隼輔 パワナンバー

佐藤隼輔
仙台高−筑波大
181cm83kg

抜群の球威で迫るストレートと安定したコントロールを併せ持つメカニクスサウスポー。今使える球種を磨くためにチェンジアップとスライダーの2球種に絞っておりどちらもハイクオリティー。
 
川村監督の方針で怪我を抑制するために通常の練習から球数制限を設け、疲労回復度の傾向を医学的に分析し1周間に約70~80球程度になるように管理。試合でも無理に完投はさせず中盤で降板するなど筑波大で最先端の起用を受けてきた。
 
しかし4年秋には開幕戦で右脇腹を痛め緊急降板、全治一ヶ月とドラフトを目前にして手痛い離脱となってしまった。その試合で圧倒的なピッチングを披露しており評価が下がることはなかったのが幸いか。

パワナンバー

13900 72008 99573




抜群のストレートとインコースを突けるコントロール、チェンジアップとスライダー。
これだけのボールを持ちながらスタッツが付いてこない不思議な投手です。なんだかよく分かりません。
よく分からないことには理由があるはずなのでノビを想定していたBではなくCに留めています。


性格派
マイペースな人見知りも大学の友達相手には結構イケイケの所謂内弁慶タイプ。

「自分の自信のあるボールしか投げたくない」と語り少ない球種に絞る、上位指名が確実視されていたのにも関わらず「プロで勝負する自信が持てなかった」ために進学するなど、良くも悪くも投手らしい頑固で拘りが強く勝つことが好き、という面が目立ちます。

投手が頑固なのは良いことよりも悪いことの方が多い。
筑波大で最先端の指導を受けてきたが、これは言い換えると強豪大学で理不尽なスパルタ指導を受けなかったということ。プロでの適応力には若干疑問符が残ります。
また「今はまだ能力の60%くらいしか出せていない感じがあります」とも語っていましたが、これはちょっとイヤな考え方。今できるパフォーマンスが自分の100%のはず。
間違いなく知的で賢い選手ではありますが、それ故にプライドを上手に守ろうとする気持ちが見え隠れしています。
これだけの能力を持ちながらもう一歩無双できない理由はこの辺りにあるのかもしれません。


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