ニコラス・カーライル・ターリー(Nikolas Carlyle "Nik" Turley)
ハーバード・ウェストレイク高等学校-サマセット・ペイトリオッツ (2016)-ミネソタ・ツインズ (2017)-ピッツバーグ・パイレーツ (2020)-広島東洋カープ (2022 - )
ハーバード・ウェストレイク高等学校-サマセット・ペイトリオッツ (2016)-ミネソタ・ツインズ (2017)-ピッツバーグ・パイレーツ (2020)-広島東洋カープ (2022 - )
2021(3AE)年成績 43試合 43回 1勝 4敗 防御率5.02 奪三振60
広島カープが獲得を発表した193cmの長身サウスポー。
起用は専らリリーフで20年にはMLBで25試合に登板。防御率4.98という成績だった。
球種はほぼストレートとカーブの2ピッチ。平均150kmオーバーのストレートはMLBでも空振り率10%を超えるなど超一級品の球種だが、カーブがどうにもゾーンに入らない傾向にありピッチングが単調になりがち。
パワナンバー
1300 52176 04524
ア
エスコバーと似たタイプの投手ということでエスコバーと比較していきたいと思います。
エスコバーはNPBで成長したタイプなので一概に比べられるものでもありませんが、何かしらの参考にはなるでしょう。
平均球速(いずれもデータはMLB通算)
エスコバー 149km
ターリー 151km
与四球率
エスコバー 4.21
ターリー 4.35
ストレートSwStr%(空振り率)
エスコバー 8.8%
ターリー 9.3%
ストレートZone%(ストライク率)
エスコバー 60.8%
ターリー 57.2%
変化球SwStr%(空振り率)
ターリー(カーブ)7.8%
エスコバー(スライダー)13.8%
変化球Zone%(ストライク率)
ターリー(カーブ) 34.9%
エスコバー(スライダー) 33%
以上の点を纏めますと、平均球速はターリーに軍配(エスコバーは来日後に更に球速が上がったので、現在のエスコバーと比較するとやや劣るか)
ストレートの威力はターリー、コントロールはほとんど同等。
変化球の威力はエスコバーに軍配が上がり、ストライク率はどっちもどっちという具合。
つまりエスコバーのスライダーはボールに行っても振ってもらえますが、ターリーは振ってもらえない、あるいは極端なボール球が多いことが分かります。
エスコバーは来日当初24歳でしたが、ターリーは32歳。エスコバーの様に日本での球速の上積みは見込めなさそうです。
ストレートでは来日当初のエスコバーを上回っているのでこの球威でどこまで押して行けるか。
左投手ですが左打者は苦にしており、エスコバーの様な対左起用は難しそうです。
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