ブラッドリー・ロス・エルドレッド(Bradley Ross Eldred) #55
フロリダ国際大学-ピッツバーグ・パイレーツ (2005, 2007)-コロラド・ロッキーズ (2010)-デトロイト・タイガース (2012)-広島東洋カープ (2012 - 2018)
2002年 MLBドラフト6巡目(全体163位)
2014年成績 .260 37本 104点 出塁率.329 2盗塁 OPS.873 169三振
本塁打王 三振王
196cm126kgという大きな体躯と高い長打力を誇るカープ一筋の助っ人主砲。
来日2年目となる2013年は.247 13本 32打点と物足りない成績に終わり退団が濃厚だったが、懸命に適応しようとする姿勢を評価した野村謙二郎監督が強く要望し残留が決まった。
その信頼に応えるように2014年は開幕から打ちまくり、また不調に陥った際は野村謙二郎のアドバイスでバッティングを取り戻すなど二人三脚の姿勢で本塁打王を獲得した。
現在は広島カープの駐米スカウトを担当。
パワナンバー
11500 40089 32596
ア
チームプレー×
誤解がないように一応書いておきますがミートが低いのでバントしないようにです(このゲームはミートが低いとすぐバントする)
対左A
対右.242(314-76) 23本 OPS.803 130三振
対左.300(140-42) 14本 OPS.1.015 39三振
打率では対左B~Aの中間ぐらいですが、特筆すべきはその三振の少なさ! 約半分の打数でここまで三振数が異なるのは珍しい。
後述の変化球打ちに合わせて本格派の多い右腕よりも軟投派の多い左腕の方が相性が良かったのだろうと推察できる。
あとミートをなるべく下げたかったというのもあります。
プルヒッター
打球傾向自体は左方向48.2%と極端に多いわけではないが、逆方向への安打がなんとたったの9本しかない。
逆方向への打球自体は27.7%とそれなりに出てはいるがその大半が凡打になっている。凡打数は引っ張ってアウトになった打球よりも多いというやや変わった特徴。
対変化球◯
実はストレートを苦にしており変化球で打率本塁打を稼ぐタイプ。
特にこの年はフォークスライダーシュートカーブと主要変化球を滅多打ちにしたことが高打率に繋がった。
初球◯ 扇風機
浅いカウントには滅法強いが追い込まれると全くダメ。
こんなに分かりやすい選手も中々いないだろう。