2025/09/21

パワプロ2025 渡辺俊介 パワナンバー

渡辺俊介 #31
國學院大學栃木高等学校-國學院大學-新日本製鐵君津-千葉ロッテマリーンズ(2001 - 2013)-ランカスター・バーンストーマーズ-新日鐵住金かずさマジック
2000年 ドラフト4位
 
2005年成績 23試合 187回 15勝4敗 防御率2.17 101奪三振
最優秀バッテリー賞(捕手 里崎智也)日本シリーズ優秀選手賞
 
世界一低いとも言われる地上約3cmのリリースポイントからボールを放つ、鴎のミスターサブマリン。
大学時代は制球力が悪く無名の投手だったが、社会人時代に久保涼平コーチから指導を受け制球力が格段に上昇。
ロッテでは3年目からローテーションに定着し主力投手として活躍した。
 
2004年の日米野球ではデビッド・オルティーズに推定飛距離160mの本塁打を打たれ、アマ時代のシドニー五輪とWBCで登板したキューバ戦では投げる度に失点したが、韓国戦では2006、2009年ともに韓国キラーとして活躍。
韓国戦での通算防御率0.71とアジアのチームには滅法強かった。
 
渡辺俊介 パワプロ2025
元はHシンカー
 
 
 
超高速シンカー
渡辺俊介の代表的な球種。
ストレートよりも球速が速いという謎のボールで、最も信頼できるこの球種を軸に投球を組み立てていた。
オリ変で球速をストレートと同じにすることで再現しています。
 
勝ち運
ムエンゴのシーズンが多い選手だが、この年は援護率7.28と過剰な援護を一身に受けていた。
援護率は収束するので、後年のムエンゴは主にこの年に使いすぎたせいと言われている。
今回は通算要素ということでオミットしています。

対左F
対右.214 被OPS.556
対左.238 被OPS.639
 
シンカーを活かしてアンダーにしては左を苦にしない方 



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2025/09/19

パワプロ2025 クレイトン・カーショウ パワナンバー

クレイトン・エドワード・カーショウ(Clayton Edward Kershaw) #22
ハイランドパーク高等学校-ロサンゼルス・ドジャース (2008 - 2025 )
2006年 MLBドラフト1巡目(全体7位)
 
2014年投手成績 27試合 198.1回 21勝 3敗 防御率1.77 239奪三振
最多勝 最優秀防御率 サイ・ヤング賞 

通算222勝、サイ・ヤング賞3回受賞のMLBを代表する大投手。
球速こそ150kmとMLBの水準においては目を見張るものではないが、切れ味鋭いスライダーに落差が大きく打者は全く手が出ない縦カーブ。
それらを精密なコントロールで投げ分けてくる完成度の高いピッチングで2011~2014年は4年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得。
牽制、フィールディング、クイックのレベルも高く弱点のない全ての能力が最高ランクの投手だった。
MLBでは珍しく球団一筋を貫くフランチャイズ・プレイヤーでもあり、現役中は生涯ドジャーズを貫き通した。
 
パワプロ2025 クレイトン・カーショウ

 
 
スライダーとカーブ
それぞれ被打率1割台前半の、MLB史上でも最高ランクの変化球を2つ持っていて投げ分けてくる。
これがカーショウのヤバさですな 

球速安定
最高球速は155km前後だが平均球速150km前後とアベレージはかなり速い。

精密機械
低めへの制球力が屈指で、低めに集めることでゴロ率は50%超え。
被本塁打率も低く、三振か、ゴロかという投手として最も理想的な打球配分を実現していました。
 
余談
2014年は21勝を挙げているものの、援護率はたったの1.91!(ゴミです!) 
他の年でも援護に恵まれないシーズン非常に多いムエンゴ属性のピッツァー。
それでいて通算222勝、最多勝も3回マークした他、キャリアの全てで勝ち星を先行させるなど勝ち星を確保するための投球管理に非常に優れていた投手だったことが伺えるのですが、MLBオタクの前で勝ち星の話をすると袋叩きにされるのでこの辺にしておきましょう。
 


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2025/09/14

パワプロ2025 山本由伸 パワナンバー

山本由伸 #18
都城高等学校-オリックス・バファローズ (2017 - 2023)-ロサンゼルス・ドジャース (2024 - )
2016年 ドラフト4位

2021年成績 26試合 193.2回 18勝 5敗 防御率1.39 奪三振206
最多勝 最優秀防御率 最多奪三振 最高勝率 ベストナイン ゴールデングラブ
沢村賞 MVP
 
日本のエースとして球界に君臨する絶対投手。
圧倒的な投球をしつつも2年連続で8勝に終わるなど勝ち運に恵まれないシーズンが続いたが、今季はチームの好調を牽引するように勝ち星を積み重ね、シーズン途中の東京オリンピックではベストナインを受賞する活躍。
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、最多完封のプロ野球史上7人しか達成していない投手5冠を達成。チームを25年以来の優勝に導いた。
 
翌年以降も活躍、いや、無双を続けオリックス黄金期の柱に。3年連続最多勝、3年連続最優秀防御率、4年連続最多奪三振、3年連続ベストナイン&ゴールデングラブ、そして3年連続沢村賞とやりたい放題やってMLBへ移籍した。
 
パワプロ2025 山本由伸
 
 
 
対ピンチB
得点圏被打率.176
ランナーなし被打率.181

とほとんど差はないが被OPSでは

得点圏被OPS .406
ランナーなし.491

と大きな差が。具体的にはなんと得点圏に走者を置いた状態では長打を1本も許しておらず(二塁打三塁打本塁打いずれも0)
ギアチェンジ能力は疑いようもない感じなので対ピンチBにしています。

余談
高速チャージ足りませんでした




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2025/09/11

パワプロ2025 クラレンス・ジョーンズ パワナンバー

クラレンス・ウッドロー・ジョーンズ(Clarence Woodrow Jones) #42
サンタアナ大学-シカゴ・カブス (1967 - 1968)-南海ホークス (1970 - 1973)-近鉄バファローズ (1974 - 1977)-アグアスカリエンテス・レイルロードメン (1978)
 
1976年野手成績 .244(377-92) 36本 68点 出塁率.360 OPS.927 87三振
本塁打王 
 
屈指のパワーを誇り1年目から33HRを放つと、5年連続30本塁打をマーク。
通算246本塁打はレロン・リーに抜かれるまでの約10年間、NPBにおける外国人選手の通算本塁打数最多記録だった外国人大砲選手。 

打率の低さと三振の多さがネックにあり南海を放出されるが、移籍先の近鉄バファローズでも変わらぬ打棒を発揮し2度の本塁打王に輝いた。特に74年は打率最下位ながらHR王のタイトルを獲得した史上初の選手になるなど珍記録も達成。
76年は36HRを放ち2度目の本塁打王に輝きながらも、打点はたったの68打点。
歴代ホームラン王3倍打点ニキ満足度ランキングによると歴代最下位の満足度らしい。

パワプロ2025 クラレンス・ジョーンズ


 
補足
打撃は非常に極端で打つ時は打つが打たない時は打たない。
打率は低く三振も多いが四球が多く出塁率が高いと、今考えると現代的なスタイルの選手だった。
引退後はMLBのコーチとして活躍し、チッパー・ジョーンズなどの有名選手を輩出している。


マルチHR
非常にムラがある選手でツボにハマった時は連日HRを打つが、打てない時はまー打てない。
6月26日には3打席連発弾を披露。ちなみにこの時打たれたのは全て新井よしお。


何故本塁打王ながらもたった68打点しか挙げられなかったのか
・そもそも打席数が少ない
この年は114試合の出場に留まり449打席。例年通り500打席に立っていれば70~80打点は稼げたはずで、これはジョーンズのいつもの成績とほぼ変わらない水準なのでぶっちゃけいつも通りにプレーしていただけと言えます。

・打撃スタイルによるもの
クラレンス・ジョーンズは出塁率が非常に高い待球タイプの選手でした。
理由は言えませんがこういう選手は大概打点獲得能力は高くはありません。
代表的なところでは鈴木誠也や日本時代の松井秀喜がそうでしたね。
何故こうなるのかというと理由は言えませんが、一番大きなところでは相手が「際どいところを攻めてカウントが悪くなったら塁を埋めてもOK」という配球で来るからでしょうな。

「フォアボールで塁に出て仕事した気になってるやつは4番やないで!」 
と水島新司先生も言っておられました※1※2

・普通にチャンスに弱い
このスタイルではさもありなん

HR割合
右投手 29
左投手 7

時代的に左投手の絶対数が少ない中で左相手に7本塁打を放っていることからも分かるように左は苦にしない選手。
というかこの時代って左投手の先発が少なく、左と言えば左で投げてるだけのワンポイントみたいな投手が多いのでこの時代の対左成績ってイマイチアテにならない気がします。


※1 言ってません
※2 言ってたかも
 


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2025/09/09

パワプロ2025 山崎康晃 パワナンバー

山崎康晃 #19
帝京高等学校-亜細亜大学-横浜DeNAベイスターズ (2015 - )
2014年 ドラフト1位
 
2015年投手成績 58試合 56.1回 2勝 4敗 7H 37S 防御率1.92 66奪三振
新人王 
 
登板すればゾンビネーションの音楽と共にヤスアキコールだったりヤスアキジャンプが巻き起こるベイスターズのクローザー。
1年目から先発が出来ない体質によって抑えに配置されると脅威の落差を見せる亜大式ツーシーム(スプリット)によって三振を量産。
37Sを挙げヤスアキフィーバーを巻き起こした。

Twitterは彼の偽の人格、ニセアキによって運営されている。
 
山崎康晃 パワプロ2025 ルーキー 2015

 
トゥシーム 
フォークっぽいが厳密にはスプリットでもツーシームでもない謎の球種。
俗に言う亜大ボールであり、パワプロ公式では一貫してHシンカーで表現されている。
1年目以降は落差が落ちたのでHシンカーでもいいと思うんですが、1年目の再現には流石にオリジナル球種が欲しい。
名前もHシンカーでは風情がないのでトゥシームにしています。
 
トゥシームについて
とんでもない落差は勿論ですが、それと同じぐらい平均140km前後という球速もすごい。
140kmで滝のように落ちてくるのだからそりゃあ打てないだろうという球種。
というわけでシンカーを元に球速を平均140kmになるようにしています。
 
ちなみにデフォのHシンカーでは球速130km台中盤前後なので、亜大ボールの球速を再現するにはもう少し足りない。


対ピンチF
得点圏被打率 .273
ランナーなし時.202

サンプル数が37打席と多くはないとは言えキャリアハイの年に得点圏被打率が高い投手というのは結構珍しい。

対ランナー◯
矛盾するような能力ですが、走者一塁時は被打率.079と圧巻の数字。
得点圏被打率が悪いにも関わらず好成績を収められた理由がここにあります。牽制をしない特殊なスタイルを表現する意味でも、あって良い能力だと思います。

ノビC
山崎康晃といえばノビBという感じがありますが、実はルーキー付近の山崎康晃はツーシームがキレッキレな代わりにストレートの球威が今ひとつ。
2017年以降はツーシームの落ちが鈍った代わりにストレートでガンガン押していけるようになるのですが、今回はCに留めています。
ストレートと落ち球のスタッツが連動しない選手というのも珍しい。
 
ナックル
1年目はお遊びでASなどで投げていました。 
ま、あってもなくてもと言った所か


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