注! この項目はKONAMI査定に文句を付ける記事ではありません!
あまりにも酷い、人間を馬鹿にしておちょくる品のない査定や一部のネットの声を真に受けたお粗末な査定を取り上げ、戒める目的の記事です。
ザックリ言うと外崎の肩や外崎の守備適正みたいなものは今回取り上げる対象ではないということでご了承ください。
いやホント外崎の肩と外崎の守備適正は…(以下略)
対象作品
※ぶっちゃけ昔の査定は大体全部酷いので対象は100段階化したパワプロ2011以降とする。
トップバッターはまずはみんなを笑顔にさせてくれる査定から
中村剛也走力C事件(パワプロ2012)
おかわりくんこと巨漢のHRバッター中村剛也の走力査定が突如Cになった事件。
見た目とあだ名で誤解されがちだが、実際に中村剛也選手の足は速いのでこの査定はあながち間違ってはいないのだが
問題はその前の2011決定版では中村の走力は
Fだったこと。
元々KONAMIの
走力F査定を受けてネットでは「おかわりくんは実は俊足」という声が挙げられていたが、それを真に受けて
Fから
Cへのジャンプアーップ! いくらなんでもここまで変わりようは最早ギャグである。
「布団を干したときの良い匂いはダニの死骸の匂い」
というガセを信じて友達に話して恥をかく中学生を見てる気分にさせてくれるむず痒い査定です。
肩E44事件(パワプロ2011)
肩E44事件を忘れるな
ググれば出てくる結構有名なこの事件。
要するに横浜・楽天の選手の肩がこぞってE44に設定されたというしょーもない手抜きが生んだしょーもない事件。
数にして横浜の肩E44が9人。楽天の肩E44の選手が10人。補足するとこの当時は1軍級の選手以外はチームではなくプロ野球選手枠に収録される。
つまり2軍メインでデータの少ない若手ではなく、1軍でバリバリに出てる選手たちが揃いも揃って肩E44に設定されたのだ。
他にもやたらと肩D56や肩D50が揃って多かったりとにかく手抜きが目につく。
ちなみに横浜投手陣の守備力は、数人の選手を除いた
全ての選手がF39かE46に設定されている。
調べるのが面倒なので調べていないが、おそらく探せばもっと適当に付けられたパラメーターの山が出てくるだろう。
なお、今回の趣旨からは外れるが、大学通算打率.428、8本塁打、60打点の成績を残し首位打者も獲得しドラフト2位で入団した現SB柳田悠岐の入団当時の査定はこんなんであった。
斎藤佑樹大弱体化事件(2013~2014)
皆さんご存知斎藤佑樹と言えば「ハンカチ王子」で一世を風靡し田中将大との死闘を制した甲子園のスター。
にも関わらずプロでの実績はお世辞にも良いものとは言えないので、ビッグマウスも手伝い(主に特にそんなに野球に明るくない人々から)やたらと馬鹿にされたり、史上最低のドラ1呼ばわりされるというポジションの人でした。
これだけなら有名になった人は大変だねという話で済むのですが、あろうことかKONAMIは2013年は1試合 4イニング、防御率13.50に終わった2013シーズンの斎藤佑樹を大幅に弱体化。(前年は統一球といえど104回を投げ防御率3.98の成績)
頼りない基礎能力に元から多かった赤特が拍車をかけなんとも情けないパラメーターに。
変化球は見るも無残な姿になり、前年に145kmを計測している(ポストシーズンでは147km)球速は1試合4イニングの最速が141kmだったからということで141kmにまで低下するという執拗ないじめっぷり。
なお、このシーズンは右肩の故障で苦しんだが特にケガしにくさのパラメーターは下がっていない。
この赤特まみれの斎藤佑樹の滑稽な姿はシャバの人間たちに大ウケ。大人気まとめサイト、オレ的ゲーム速報@JINなどにも取り上げられKONAMIの人を使った性根の腐った渾身のギャグは大成功を収めた。
柿田投手適正なし事件(パワプロ2016)
2016のアップデートにて起こったパワプロ史上初、「適正がない」という事件。
これまでに上述した査定の例は悪意がありつつも、まだ「査定の一環である」という言い訳ができるのに対して、これは本当に酷いと思う。
この事件についてはパワプロ2016にて東京ゲームショウ大会で優勝を果たしたFALUNAさんが分かりやすくまとめてくださっているのでそちらを読んでください(他力本願)
【パワプロ】 前から感じている選手の査定についてと今後(3640文字)
私の言いたいことを全て代弁してくれています。
コントロールG5新垣事件(パワプロ2014)
これも結構有名な事件。新垣渚投手のコントロールがたったの5しかなく、全選手の中でぶっちぎりで最下位だった。
新垣と言えば暴投、暴投と言えば新垣。ワイルドピッチのことを「ARAKAKI」と呼ぶのはISOBEと並んで伝統だった気がしないでもないですが最近は死語ですね。
この年の新垣は8イニングで6暴投を記録するなど荒れに荒れており、このコントロールG5査定自体はまっとうなもののように思えます(ちなみに暴投の日本記録は新垣の137.1イニング 25暴投)
実は問題はコントロールではなく新垣に付随しているおびただしい数の赤特の方。
これでもかという数の赤特が搭載されており、
回復F、
怪我Fなどもありペナントでの使い勝手も最悪。
そして何より
、赤特「一発」が搭載されていること。これは失投時にど真ん中にボールが行きやすくなる能力。
早い話が
「暴投が減る能力」なのです。
あまりにも多い暴投を再現するためにコントロールG5にしたのに、肝心の特殊能力が暴投を減らす能力というトンチンカンっぷり。
しかしまあ、ぶっちゃけこの例に限って言えば、
「8イニングで6暴投もする新垣の成績の方に問題がある」とも言え、
これまでの例に比べたらそこまで悪質度は高くないでしょう。
栄冠ナインの転生OBで赤特が多すぎる新垣を引き、「転生OBって何だよ」というリアクションをした人は少なくないだろう。
横浜投手ミートG5 パワーG5事件(パワプロ2018)
デス・ゲームことパワプロ2018から地獄のエントリー!
肩E44事件を彷彿とさせる手抜き作業(というかまんま)、横浜2軍投手陣はほぼ全員ミートG5 パワーG5に設定されているという事件。
実績があろうがなかろうが2軍に居たら無条件でミートG5 パワーG5に。1軍に上がってもミートG5 パワーG5のまま。ほぼ全ての投手がミートG5 パワーG5!
打撃に定評のある須田でもなんだろうがミートG5 パワーG5! イェーーッ!
でも打者としてのプロ入りが有力だった飯塚は弾道2ミートG15 パワーG12とそこそこの能力を貰っている。なんだその中途半端さ。
ハァーーーッ……。
2018年、30年続いた平成も終わりかけですよ。
そんな時代にフルプライスで贈る最新のゲームでこんな手抜きを見せられちゃ日には呆れ返るってもんですわ。
ぶっちゃけ他のチームの投手のミートパワーもほとんどは適当に決めてるだろうし、それで何の文句もないんですが、
同じ手抜きでも適当にするけどそれっぽく形だけは取り繕うのか、形すら取り繕ずに適当に済ませるのでは全然違うわけです。
これはもう姿勢の問題としてダメ。問題が分からないなら分からないなりにマークシートを埋めろって小学生でも知ってるよ。
こんな仕事で給料を貰わないでほしい。手を抜いた、客を舐めた仕事をしたらちゃんと怒られるべきです。こらーっ!
高木京介赤特事件(パワプロ2018)
高木京介と言えば皆さんご存知、野球賭博に関与しておきながら会見で嘘言って涙まで流してまたマウンドで呑気な顔して投げてるどうかしてるやつこっちは本当の本当の闇を見たわ。という人。
失格処分が何故か解除され何故か育成選手として再契約し何故か支配下登録を受けた2018年、当然のようにパワプロ2018にも高木京介は実装されたのですが
その時の能力が赤特まみれだったといういつもと同じパターン。何回目だよこれ。
2018より以前にパワプロに収録された高木京介の最も新しい能力は
148km F(38)D(52) スローカーブ3 チェンジアップ1
ノビC 対左E
対ピンチF
緩急◯
一発
という、普通の投手査定という感じの能力。
これが2018になると赤特がドンドン! と増え、特に中継ぎが持っていても意味がない
乱調までご丁寧に付いたくる確信犯っぷり。
ここまで似たようなことを何度もやられるともう特に言うこともなくなってきます。
終わりに
なんやかんや言いたいことは色々ありますが、
ウケ狙いで人を馬鹿にするようなパラメーターを設定するKONAMI、もといKONAMI社員は一社会人として己の幼稚さを恥じるべき。
とでも言っておきましょう。
戒めよ
当ページでは他にもKONAMIのこんな非道い査定があったよ!(酷いではない)というお便りを募集しております(募集してないよ)(ないといいね)
二度とこんなアホらしい程度の低い査定が生まれることがなく、KONAMI社員が1人間として正しい倫理観を身につけられる日が1日も早く訪れる日を説に願っています。
※随時更新……されないといいね